【読書】ぜんぶ、気圧のせいだ~私と低気圧と「うつヌケ」
昨日、今日と、関東地方は久しぶりの雨降り。
先週はまるで春のような陽気でしたが、
冬とまではいかずとも、季節が逆行しているかのような感覚。
なんだか体も重くて気分ものらない。
うつから立ち直った人を描くコミックエッセイ
調べものをしていたら、
興味を持っていたクリエイターさんが
「うつヌケ」に取り上げられているということを知って
kindleにダウンロードして読みました。
- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/01/19
- メディア: 単行本
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去年から話題になっていたうつについてのコミックエッセイ。
様々な理由でうつになっていた人が、
その環境からどうやって抜け出したか?が書かれています。
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)と合わせて
書店に置かれていることも多く、
こっちは購入して読んでいましたが
「うつヌケ」についてはようやくのめぐりあわせでした。
気分が落ち込む原因を理解する
この本、今読んで良かった~!と思ったのは
体調が悪くなる原因について、理解しておく
ことについて書かれていたこと。
著者の田中さんは自身が「雨の日」に弱いこと、
低気圧に弱い人がたくさんいるということに触れていました。
これまさしく今の私。
もともと、梅雨の時期と雪の降る時期に体調がすぐれないことはわかっていて
上司にも天気によって体調が左右されることは話してはいましたが
相手が脳筋だと伝わらないこともあるんです。
気合いや気力で乗り切れないこと、
どれだけ事前に準備してもつらいものはつらいということが
ちゃんと書籍にかかれているとどれだけ安心することか。
頭でっかち、かつ、
調子が良い時は感情と事実をきっちり分けて考えるのが好きな私は、
物事の原因が分かるとそれですぐ納得できてしまうので
あらためて自分の置かれている状況を客観的に見る良い機会になりました。
コミックエッセイだから気楽に読めるしね。
現在進行形で深刻に悩んでいる人にはちょっと重い内容なのと、
事例としてでている人がほぼクリエイター系
もしくは、仕事しすぎて30前後でうつになった人ばかりなので、
人によっては参考にならないじゃん!と思ってしまうかもしれませんが、
この書籍なりの「うつヌケ」対策については
きちんと書かれています。