【読書】片づけ本の話

今日から3月。弥生。

太陽の光や、外に出たときの空気の香りで
春がすぐそこまで来ているのを感じるようになりました。

年末年始から年度末までの3か月って矢のように早くて
なおかつ、物事を(無理やり)一区切りつけるにはちょうどいいような気がしています。

私は趣味:近辺整理と言っても差し支えないほど
身の回りの整理をするのが好きです。
理由は単純に部屋の中がすっきりすると気持ちよいから。

私はとても単純なので
刺激を受けると動きたくなってしまいます。
ということで、いままでに読んだ中で印象に残っている片づけ本をば。

□人生がときめく片づけの魔法


気づいたら海外進出していた、大大大ベストセラー。
説明する必要すらないと思いますが
「うちにあるものとりあえず触ってときめかないものは捨てろ!」本です。

いま改めて見ると、タイトルの勝利ですね。
「人生がときめく片づけの魔法
ときめきたいもん、魔法かけたくなるもん。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

編集者の方のお話を伺ったことがあるのですが、
書籍を売るための広告の打ち方がものすごくお上手でした。
あと、こんまりさんは可愛い外見に隠れていますがめちゃめちゃ野心家のようで
講座に通ってプレゼンして企画書をがっつり売り込んでいたよう。
はー、私も野心持ちたい。

□ガラクタ捨てれば自分が見える


断捨離本のさきがけと言われているカレン・キングストンの一冊。
風水ネタもあるのでちょっとスピリチュアルですが
スピ部分を無視して読んでも何も問題はありません。

この書籍、そうとううまく作られていて
読むと必ずものを捨てたくなります。
私も読みながら捨てたいものリストアップを始めていました。

読んだ後にゴミ袋1袋分くらいのものを集めることができますので、
逆に絶対捨てない大切なものを自分の中で洗い出してから読んだ方がいい1冊。

片づける習慣とか、日々自分が何を大切にしてるか?がブレてると
とても大切なものまで捨ててしまう可能性もあります。
それぐらい「捨てるため」に効能効果がある(とうたっちゃだめなんでしたっけ)書籍です。

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

30代くらいまでの人なら、上記2冊があれば十分です。

40~50代で、上記2冊でしっくりこないと思うならば
やましたひでこさんの「断捨離本」の一番はじめのものか

3日で運がよくなる「そうじ力」 (王様文庫)

3日で運がよくなる「そうじ力」 (王様文庫)

「そうじ力」の本を読んだらよいかと思います。

人生を変える断捨離

人生を変える断捨離


時代が変わっても言ってることの本質が変わらない
自己啓発系のノウハウ本はおおもとかバカ売れした本を読む
のが良いかと思います。

(最近の書籍はブロガーの方が出版していたり、売名のため、
利益に結び付けるための内容のものが大大大多数なので。)

1年経って忘れ去られる書籍より
何十年経って読んでも色あせない書籍の方が大事ですから。

そのほか

あとは、個人的にドミニック・ローホーが好きです。
彼女の日本語訳の書籍が出たのが2010年ですが、
それから年に1回くらいは「シンプルに生きる」を読み直しているかも。

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

こちらについては、
片づけというか禅の思想の入った哲学、ライフスタイル的な話になってしまうので
また別記事に上げようと思います。


年度末で、環境を変えたり新しいことを始めたい方、
今まであるものをがーっと捨てて
気持ちをすっきりさせたい方の参考になりますように。

※ここまでがっつりAmazonリンクを貼って書いているんですが
ぜんぜんアフィリ契約とかしていないんですよね……やるべきか。