【美術展】ヌード展@横浜美術館①

4月21日の夜に、
横浜美術館で行われている、
ヌード展のナイトギャラリーに行ってきました。

artexhibition.jp

長谷川珠緒学芸員
1時間にわたるイントロダクションを聞いてから、
閉館後……すなわち夜の美術館をめぐるという贅沢な企画!
映画・ナイトミュージアムを思いだします。

ヌード展は、3月に始まってからおよそ1か月。
4月22日には「日曜美術館」でも取り上げられており、
絶賛・メディア露出中!といったところでしょうか。
4月29日にも再放送とのことですので興味のあるかたはぜひ!



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ヌード展自体も、とても印象的だったのですが、
今回の企画展はアジア圏を中心に世界を回る
テート・ギャラリーのプロモーションの意味も込められている
もの
だと知って、ますます展示を楽しむことができました。

テート・ギャラリーとは?

1889年に実業家のヘンリー・テートが自らのコレクションを
ナショナル・ギャラリーに寄贈しようと働きかけたことがきっかけとなり、
1897年より一般公開が成されました。

今では、多彩な英国アーティストの作品を収集し、
約7万もの作品を所蔵している、

16世紀から現代まで、
イギリスの美術史を学ぶには絶好の美術館。

その品揃えは、ナショナルギャラリーにも負けない!
と言われているそうです。

ヌード展の見どころ

今回のヌード展は、
そんなテート・ギャラリーでも存在感のある作品が
海を越えて渡ってきています。

例えば、
日本初公開のロダンの「接吻」
(なんと写真撮影OK!)

イギリスの有名な風景画家、ターナー
極めて私的な人物画のスケッチなどなど……。
(手塚治虫先生の落書きが話題になったことがありましたが
あれにも負けず劣らずのアダルトなモチーフでした)

さらに、日本限定で
国内2つの美術館に散らばっている、フランシス・ベーコンの作品が
隣に並んでいるのを見ることができたり、
横浜美術館が所有している作品が特別に展示されていたり……と
さらに特別&贅沢に絵画を楽しむことができるのです!

実はとってもおトクな展覧会なのでは?と思っています。

今回は、ちょうどセクハラニュースが話題になっていた中での
「ヌード展」観賞だったので、
性の概念、見るもの/見られるものってなんだろう?

ということも含めてじっくり見ることができました。

長くなりそうなので、
具体的なお話などはまた次の機会に……。

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